序章
…みんなが苦しみにまけることなく生きているから、私も生きなければならないのだろうか、…
- 作者: 高野悦子
- 出版社/メーカー: カンゼン
- 発売日: 2009/04/15
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この文章読んではっとさせられた。
よく聞く話ではないか、何でこんなことを?とかこんなに辛いのにどうして?の返答に“みんなやってるんだから”“他の人も頑張っているんだから”が当たり前で帰ってくる。確かにおかしい。隣の奴が日々苦しみに耐えているから、自分も苦しまなければならない、そんなのどうかしてる。他の人が過労で死んじゃったら自分も死ななくちゃいけない?
凄く共感できるから「楽しいことがいっぱいあるよ」なんてとても言えないけど、どうしようもなかったんだろうか?正解ではない、絶対に正解ではない。自殺を選ぶことが正解ならば今耐えている人はどうしたらいいんだよ。と高野さんに言いたかった。
無駄。必死にむずかしく考えすぎてる。
「全部納得して生きてる奴なんていないよ」
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最後の方に出てくる台詞。ちょうど思い出したので。やっぱり納得がいかない、と助けた女がつぶやいた後殺し屋が言う言葉。
出てくる疑問一つ一つに模範解答なんて求めてたら息苦しくてやってらんないよ。
と思ったけどもう妥協しすぎて自分になにも期待できなくなっていることに気づいた